20世紀初頭製のネックレスです。
暗赤の美しいガーネットが合計十七石。
中央には大粒のスクエア型、その両脇ではラウンド、
マーキス型が小花を象り、五本のフリンジの下で
大小のラウンド型が揺れます。
直径一ミリほどの小さなものにまでローズカットが
施され、形や角度、動きにより異なる不規則な輝きと
赤の色合いが大変神秘的です。
地金は直線と曲線が融合した、エドワーディアンの
典型ともいえる軽やかなデザインです。
ラインを強調する細工や粒金でのアクセント作りなど、
ガーネットの存在感をを引き立てるための細やかな
工夫がなされています。
トップモチーフ裏側に "9ct" の刻印。
中央スクエア型ガーネット裏に1ミリ強の欠けがあります。
年代 1900年代初頭
国 イギリス
素材 アルマンディンガーネット 9金(刻印あり)
サイズ ネックレス長さ約47cm モチーフ部約4cm×2.8cm
当店ブログにて他の画像をご覧いただけます。