19世紀後期〜20世紀初頭製と推測されるペンダントヘッドです。
サファイアとパールで、クレマチスやテッセンを思わせる
一輪の花を象っています。
サファイアは鮮やかな青と共に、透明感も強く印象に残ります。
華奢な爪と裏側の地金を開くセッティングで、可憐なモチーフに
相応しい軽やかさを演出したのでしょう。
そのクリアで美しい一石に上品な華やかさを添えるのが、
周囲に等間隔に配された十二粒のハーフパールです。
サファイアを囲むように六粒を小花型の台座に高く、さらに
外側には地金に埋め込み低く、六粒をセット。
リングや小さな球、極小の凹凸などバラエティーに富んだ
ゴールドの装飾とともに、オーソドックスなフラワーモチーフを
ぐっと見応えのある作品へと変化させています。
"9ct" と "375" の刻印があります。
年代 1800年代後期〜1900年代初頭
国 イギリス
素材 サファイア ハーフパール 9金(刻印あり)
サイズ 約3.2cm×1.9cm
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