アンティーク オパール ダイヤモンド プラチナ ゴールド ペンダントヘッド

20世紀初頭頃製と推測されるペンダントヘッドです。
滑らかな楕円型オパールの上部に、ダイヤモンドの草花が飾られています。

オパールのサイズは約19ミリ×16ミリ、大きさ、色の美しさ共にあまり
目にすることのない、上質なホワイトオパールです。
ジュエリーの推定製作年代から、ヴィクトリア女王統治下で新たに鉱床が
発見された、オーストラリア産オパールだと考えられます。

柔らかな乳白色をベースに覗く、オレンジレッド、パープル、グリーン、
ブルーのさまざまな色彩。
角度や背景色に応じて見せる異なった表情も魅力的で、豊かな色合いの
変化、また鮮やかさにおいても大変見事なオパールといえます。

オパールの上部にあしらわれた可憐な小花にはオールドヨーロピアンカット、
チェーンを通すパーツにはローズカット、計十七石のダイヤモンドを
使用しています。
カットの使い分けのみならず、モチーフがより際立つよう石の留め方にも
変化をつける手の込んだ作りです。

ほんの僅かな地金の隙間にも直径1ミリほどの極小ダイヤモンドをセット、
石との相性を考慮しプラチナ、あるいはゴールドの地金を選択するなど、
オパールのクオリティーに相応しい丁寧な仕事ぶりが、作品全体の質を
より高いものへと押し上げています。

オパールに見られる独特の色合いの変化は「遊色効果」と呼ばれます。
この効果の現れ方の差異は、個々のオパールを形成する内部要素によるもの
ですので、自然に作られている以上、全く同じものは存在しません。
作品としての出来栄えを見ても、当時多くの注文を受け広く作られていたとは
考えにくいでしょう。
加えて百年以上もの時を経たアンティーク品であることを考え合わせると、
その稀少性はさらに増すばかりです。

年代  1900年代初頭頃
国   イギリス(推定)
素材  オパール ダイヤモンド プラチナ ゴールド
サイズ 約3.8cm×1.7cm

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型番 gj21011
販売価格
489,000円(税込)
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