ヴィンテージ CHANEL グリポワ レッドガラス ラインストーン ブローチ

シャネルのブローチです。
裏側のサインから1980年代、シャネルのコスチューム
ジュエリー部門ヘッドデザイナー、Victoire de Castellane の
作品であることが分かります。

つややかなレッドガラスと、キラキラと輝くラインストーンが
組み合わされた、ボリュームのあるデザイン。
その華やかさは大いに現代風でありながらも、中央に配した
大粒カボションカットの一石、下がり揺れるドロップパーツの
特徴的なデザインは、19世紀に流行したホルバイネスク様式や、
さらにさかのぼり中世ルネサンス様式のジュエリーを
思わせます。

ブランドの創業者ココ・シャネルが、古代までをも含む歴史的な
ジュエリー様式を自身の作品に取り入れていたことは広く
知られています。
シャネルのジュエリーに好んで用いられた特殊なガラス製作を
担うグリポワ(Gripoix)工房に、ビザンチン風のジュエリーを
自ら持ち込み製作を依頼したというエピソードもあるほどです。


こちらの作品のメインとなるレッドガラスもまた、グリポワの作。
おそらく古代より神聖視され、カボションカットのものには
"カーバンクル(燃える石炭)"と別の呼び名まで与えられた
ガーネットを模しているのでしょう。

Victoire de Castellane は、当時のシャネルヘッドデザイナー、
"モード界の皇帝" Karl Lagerfeld によりジュエリー部門の
デザインを任された人物です。

デザインやパーツ等、かつてブランド創業者自らが手掛けた
作品にも多く取り入れられた重要な要素が、後の時代の優れた
デザイナーの手で新たな息吹と共に蘇る。
そんな心躍るヒストリーもまた垣間見えるのです。


深いボルドー色のガラスを光にかざすと、落ち着いた印象から
一転、ピンク味を帯びた甘やかな色合いを呈します。
その思いもよらぬ表情のギャップは、とろりとした独特の質感も
手伝いある種魅惑的といえるかもしれません。


サイン
「"CHANEL"の左右に著作権と登録商標の記号(CとR)」
「ココマークの左右に"2"と"3"」
「"MADE IN FRANCE"」

少々のメタルの変色、ガラスのキズ等は製造方法、年代、
構造を考慮し作品の完成度に影響を与えない程度と考えます。

年代  1980年代
サイズ 約9cm×7cm

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型番 cj22001
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